時間の果てに残るもの
何もしなくても時間は過ぎていく。
何かしていても時間は過ぎていく。
あっという間に流れてしまう時間。
その時間とともに風化して行くもの。
- 好きだった音楽。
- 昔見た夢。
- 人間関係。
そうした風化を少しでも食い止めようと、
ささやかな抵抗を流れに反抗してみても、
また過ぎていく時間。
風化していく。
風化して時間に流され、
もろくなり崩れて砂のように流されていく。
表面は風化して飛ばされてしまったとしても、
それでもそこには「何か」が残っている。
残っていないならそこに築き上げた物は
無かったことになり無駄だったということ?
風に流され姿形は変わって、
その時そこにあった物が、
今はそこにはないけど、
そこにそれが有った痕跡は消えないで欲しいと思う。
風に飛ばされてしまった物を思い出しても仕方ない。
飛ばされず残ったもの、
何が残ってるんだろう。
ちょっと誇らしく思う物もあると思う。
残った物は自分の一部だと思うから、
誇りを持って良いと思う。
たとえそれが良いものでも悪いものでも。
何もしなくても時間は過ぎていく。
何かしていても時間は過ぎていく。
ちょっと誇りに思う。
そういう自分と歩いて行けたらと思う。
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