一瞬の光
今まで生きてきて小説でしか起こらないような、そんな出来事にも出会って来たけどそんな小説は無かった。この本を読んだ時、そうした自分が出会ってきた出来事、いやそれよりいろいろな意味で数レベル上の出来事が綴られていて読み終わった後、結構喪失感を覚えていた。初めて読んだのは2月が3月だったと思うけどそれ以来時間が有るたびにぱらぱらとページをめくっては気になるところを読み返している。
タイトルは「一瞬の光」、小説中何度か一瞬という言葉が出てくるがどれもタイトルをあらわしているようには読めない。一番「一瞬の光」と思えるところでは一瞬という言葉は使われていない。
白石一文はこの本で何が言いたかったんだろう?
トラックバック URL : http://nyanyan.to/archives/88/trackback
コメント (148)