2005/5/22 日曜日

テキストの書き方

カテゴリー: 未分類 — ryu @ 21:34:01

 最近はの小学校でも教えているのかどうかは卒業して20数年経つ俺には知る機会も無いのでわからないが、国語の時間に作文の書き方を教えてもらったことがある。少なくとも自分と同世代の人は習っているだろう。例えば段落が変わる際には一文字空けて書くとか行の最後に「」等が来た場合は行を変えずに書くとか。400字詰めの原稿用紙に向かって縦書きで書いた経験の無い人のほうが少ないだろう。
 原稿用紙に向かって文章を書く…ということを一体どれだけしていないだろう。少なくとも今家に原稿用紙はないし、手で文字を書くことはせずテキストをキーボードに向かってぶっ叩いてる事しかない。じゃぁ一字空けの文化が廃れたのかというとそんなことは無いだろう。手元にあるどの小説を開いてみても一字空けは行われているし、ほとんどのニュースサイトの記事を見てみると一字空けが行われている。このBlogでも気合入れて文章書くぞーって雰囲気のときは空けてるし半ば酔っ払って適当に書いているときは空けていない。メールは携帯メールも含め絶対にあけていない(笑)
 この一字空けHTMLでの記述を見るとほとんどのサイトで「 」(全角スペース)を使用している。本来HTMLには段落を示すタグ p が定義されている。が p を書いたところでブラウザは一文字開けてくれない。HTMLはテキストデータをメタデータとして扱うには曖昧すぎるし本当にきっちり扱うのであればRDFなんかのほうがよっぽど良い。が、そこまでして書ける人は居ないんじゃないだろうかと思うぐらいテキストをきっちりしたものにしようとすると労力が要る。
 起承転結で文章を書くというのも昔よく言われたことだ。報告書や論文を書くときはその限りではなく結論や概要をを先に書くと良いと言われている。が、あくまで言われているだけだしこのBlogが文章の提供を目的としているのか、報告やコラムを目的としているのかもあいまいな以上そんなことを悩むのは無意味なのだろう。
 要は書きたいように書けば良いということか。ただ報告書メールが作文されていると萎えるのは俺だけだろうか…。書きたいようにTPOを考えて書けば良いということか。

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