Skype APIをJavaから使う
P2P電話としては一歩抜け出た感のあるのSkype
最近ではライイブドアが日本円で決済できるスカイプアウトカードSを発売したり着々と日本にも浸透しつつある。
と、まぁ使い方とか一般的なことはほかのサイトに任せるとしてここでは P2P とか開発者的な目で Skype を見ていこう。
鈴木氏のHPで紹介されている JSkype は JSA として進んでいきそうだ。とはいえ現状リリースされているファイルはない。という悲しい現状があるものの、CVS にはコンパイル済みの DLL も入っており一通り動く状態にはなっている。
cvs snapshot 20050305
「自分でビルドしてみたいんだけど VC++ なんて持ってないよ~」と言う人は MinGW を使うといい。
Makefile と JSkype.def
上記でビルドはできるものの動かない DLL に成っているので、下記パッチ(というほどのものでもないが)を当てる。 extern “C” してやらないと DllMain が呼ばれず初期処理が行われない。
— JSkype.cpp.orig Tue Jan 11 05:04:00 2005
+++ JSkype.cpp Thu Mar 3 17:32:50 2005
@@ -54,7 +54,7 @@
void ErrorHandler(LPCTSTR);-BOOL APIENTRY DllMain(HINSTANCE hinstDll, DWORD dwReasion, LPVOID lpReserved) {
+extern “C” BOOL APIENTRY DllMain(HINSTANCE hinstDll, DWORD dwReasion, LPVOID lpReserved) {
if(dwReasion == DLL_PROCESS_ATTACH) {
//printf(”DllMain start \n”);
hInstance = hinstDll;
とりあえずこれで使えるようになる。
が、 VB 向けには ActiveX Controlとか出てきてるのを見ると JSA は API のラッパーでしかないため機能的に貧弱…というか API の PDF 読みながらじゃないと使えない。
今後、もう少し突っ込んで書いていきたいと思う。
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